28 October
今週はきっとついてない
お久しぶりです
先週はずっと出先と家の往復でした。だいたい一日１０時間くらい勤務でした。
それでお休みはさんですぐ出張だったので、業務命令上は現場から直帰すべきところ、それでは今週の仕事の下調べが間に合いませんからクライアントから届く資料を受け取りに何度か勤務時間終了後に事務所に戻っていたのですが、通常慣例的に一週間前くらいに届くはずのものが２日前まで届かず（それも日曜の夜にお願いして月曜日に届けてもらいました。月曜は公休日です・・・）月曜日はその資料を受け取るために事務所に顔を出したのにも関わらず、同僚に見つかって１１月の連休の仕事の打ち合わせまでしてしまいました。う〜ん。公私って「私」のほうを侵害される分にはなんのお咎めもないのかしら。というかそうゆう証拠って残しにくいから争点が弱すぎますね。
なんて不満と公休日も休んだ気がしない疲れの取れないままの心身かかえて東海道新幹線に乗ったら、人身事故で２時間半足止め。車内には多くのジャパニーズビジネスマンが。のぞみのデッキは携帯電話をかける人々で騒然。唯一楽しそうだったのは仕事だけど観光も、みたいなドイツ語を話すグルーブ。時刻通り動いていると評判の日本の鉄道でこんなにも足止めされるのは、ある意味ラッキーハプニング。良い旅の思い出話になることでしょう。車内販売も売り切れ、昼食も取らずに現場に駆けつけ、出遅れた分をトイレにもいかず化粧も直さないまま取り戻し、食事ができたのは夜８時を回ってました。なんとか地元スタッフの協力のもと、少し大きめな仕事が無事に終わったのが昨日の夜１０時。
そこへ、払い戻された新幹線の特急料金分を会社に戻入せよ、との業務命令が。机に座ってちゃんと休憩時間を取ってるような人間はそんなことしか考えないのかな？ だったら連絡に使った携帯電話代請求するぞ！ そんなに厳密に経理処理するなら外勤の多い社員には出張時だけでも携帯電話ぐらい支給せよ。
なんて反論したくなりますが、実は今週もっとも深刻だったのは株。
今週あたりから各社の決算の報告が公表されるそうで、多少の変動は覚悟してましたが、上昇を期待した銘柄が大幅下落に、たいして期待してなかった株がわずかに上昇。ああ、無情。
今週はホントについてません。
それにしても営業現場にいて鉄道事故の悲惨さと会社が被る不利益を知ってるはずのＪＲ東海の社員が新幹線に飛び込むなんて。遺書はまだ見つかってないようですが、よほどのことです。その行為自体に強いメッセージを感じます。最近日本社会は病んでますね。
社会には小さな破綻がいくつかあります。それは個人の努力で繕われたり、皆が見て見ぬふりをすることなどで表面化、問題化することもなく大きな社会の動きのなかに埋もれていきます。けれどその歪みの負のエネルギーを一身に受け取ってギブアップしてしまう人もいるのでしょう。
そんな小さな破綻を正義感だけでつぶしていくのは無理。だからいつか社会の歪みなんて関係なくなるくらいの高みに昇れるほど儲けてやる〜なんて野望を抱いたまま明日も仕事なのに、なかなか眠れない夜なのでした。
