7:50発のみずうみ号で
蔦温泉へ。運賃は￥2,020
今日は良い天気だったので
萱野茶屋で降りて長生きの熱い麦茶をいただきました。
朝食は五平餅￥150なり。
丸い五平餅初めて見ました。
9:30過ぎに蔦温泉に到着。
今回の最初の目的地、
蔦七沼の沼めぐりです。
遊歩道が整備されていますが、ところどころ昨日の雨でぬかるんでいました。やはり長靴が欲しくなりました。
ブナの森はすっかり色づいて陽がさすと黄金色に輝きます。
まずは
蔦沼。
沼の周りも歩道が整備されていて歩きやすい。
まるで日本庭園のような佇まい。
というより庭がこちらを模倣しているんでしょうね。
紅葉の錦とはまさにこのこと。
日本人の色彩感覚はこの自然の色を衣服や道具に写すことで育まれたのでしょうか？
JIS慣用色名の和名などを見るとその柔らかな言葉に和みますが、今日の景色は金色や山吹色に金赤が映えている、とでも表現すべきでしょうか。
鏡沼、月沼、長沼、澄んだ水は水底に沈んだ落ち葉が見えるほど。
森を歩いているといろいろな生き物に出会いますが、本日は
カエル。
目の前を横切っていき、保護色でいったん見失いましたが見つけました。
菅沼、瓢箪沼とめぐりながら、紅葉とブナの合間から陽光に燦めく沼が次々に見えてくるのもおもしろく一周９０分があっという間でした。
11:00過ぎに蔦温泉に到着。
日帰り入浴￥500です。
木造りで天井が高く開放感があります。
ボディシャンプーは備えつけ、タオルは販売、バスタオルは￥500でレンタルできますが、お気に入りの温泉セットがあれば持っていったほうがベターです。
お昼は蔦温泉西館のレストラン。
涼風定食とホヤの塩辛（ばくらい、と言うそうです）
オリジナルの泉響という日本酒いただきました。
昼から一合空けてしまう不届きものをお許しください。
13:35のバスで青森駅方向へ戻ります。
天気が良ければ赤沼に行きたかったのですが、雨のため沿道温泉めぐりに方針変更。
まずは日本三大秘湯、谷地温泉。蔦温泉からは￥460
さっそく温泉、の前に遊歩道があったので歩いてみました。
温泉が湧く池がありました。
奥の方、良く見ると泡が出るらしい。
宿の裏手にはイワナが泳ぐ池と子宝に恵まれるという谷地神社。
イワナは発見できなかったけれど水は澄んでいて大気は清涼でした。
日帰り入浴は￥500
浴槽は３８度くらいの温いお湯と熱いお湯の２つ
白濁したお湯から硫黄臭が。ここのお湯は足元から湧いているそうです。
ゆっくり浸かっていたかったけれど散策で時間を使ってしまったため早々に支度をしてバス停へ。
15:18のバスで青森駅方面へ。
15:45ごろ酸ヶ湯温泉に到着。運賃は￥560
自販機で日帰り入浴券を購入して玉の湯へ。
混浴の千人風呂が有名ですが、今回は男女別のこちらへ。
脱衣所もかなり混んでいて盛況でした。
お湯は白濁した硫黄泉、少し浸かっただけでのぼせそうなほど温まります。
湯上りはビールですね。
閉店間近で本日最後の味噌おでん。
16:43のバスで青森駅へ。酸ヶ湯温泉から￥1,300
始発から最終便まで有効に使っても十和田北線沿道の温泉をすべてめぐることは出来ませんでした。
谷地温泉を筆頭にいずれも鄙びた秘湯揃い。
次はどこに行きましょうか。
