泊まり勤務明けで一睡もせずにリゾートしらかみ4号に乗って十二湖に行ってきました。
実は浅虫温泉への旅の5日ほど前に乗ったJALの機内誌に十二湖が紹介されてまして。青森に赴任して八ヶ月あまり、十三湖のシジミは有名だけど十二湖って?
帰省中調べていたら、自称山ガールとして行かねばならない!
と、考えるに至り浅虫温泉の帰りに駅前のJTBで予約しました。
その時に乗車券もついでにお願いしたら下の写真の周遊券にしてくださいまして。2日有効なんですね。
余裕があれば途中下車も楽しいかも。
リゾートしらかみは快速列車。でも窓が大きくてテーブルもついていて足も伸ばせる広さ、車内販売もあります。
遅いお昼ご飯に駅弁を買ってさっそく日本海を味わいます。
乗車感は特急、それで全席指定、営業キロ100km越えて指定席510円は安いです。
しかも車内アナウンスで観光案内、風光明媚なポイントでは速度を落とすというまさにリゾート列車。
さらに乗車記念にと車掌さん直々に座席まで乗車記念カード(日付スタンプつき)を届けてくださいました。
今回はまっすぐ十二湖駅へ。期待通り無人駅です。
駅に着いたら今夜の宿から迎えが来てました。
列車から降りたのは私一人。その上チェックイン予定時間しか伝えていなかったはず。
丁重なおもてなしを受けて、この後も帰りの列車に乗るまで数々便宜をはかっていただいて助かりました。
さて、宿についたらまず夕食、そして温泉。
昨夜からほとんど寝てないので9時前に就寝。
チェックアウト後、宿の前のバス停から弘南バスで奥十二湖へ。
この路線では手をあげればバス停以外のところでものせてくれるらしいです。
七曲峠を越えておよそ20分で奥十二湖駐車場に到着。運賃は410円。
ここからは徒歩です。
一番奥の青湖まではのんびり歩いても15分くらい。
お天気は悪かったのですが、本当に青い。
その他の池も濃い緑色が美しく、また歩道の傍には美味しそうな山菜があちらこちらに。それから名水も。
途中で雨に降られて全湖踏破は諦めて戻りましたが雨に降られる前、日暮の池で撮った写真がこれ。
シーズン前で人もまばら、森を独り占めしているようでたっぷり森林浴しました。
帰りはリゾートしらかみ5号”青池”で。夕暮れ近い日本海を車窓に見ながら旅情に浸りました。
ところで、帰りに駅前の弘南バスのバス停そばでこんなものを見つけました。
もちろん裏には「今年はここから青森県」と書いてあります。
これ、来年はどのあたりにあるんでしょう?
さあ、次回は桜!
今度は路線バスで。(時間が許せば・・・)
青森にいても東京にいても実家に里帰りしても、東日本はどこも余震で揺れてます。
今は青森が一番揺れてないかも。
地震酔いなのでしょうか?
自分の水平がわからないし、横になっていてもなんとなく揺れてる気がします。
地震酔いの対処方法はいろいろあるようですがリラックスするのもいいとか。
リラックスと言ったら
温泉ですね。
実は自宅のそばのバス停に「浅虫温泉」行きのバスが停まります。
日帰りでもよかったのですが会社の福利厚生サービスをここ7、8年使っていなくて調べてみたら利用可能だったので一昨日Webで1泊予約しました。
午後1時過ぎにバスに乗り浅虫温泉に40分ほどで到着。
道の駅「ゆ〜さ浅虫」でまずは遅めの昼食です。
3階のレストランで帆立味噌貝焼きと浅虫焼干しラーメンをいただきました。
貝焼きにはホタテがたくさん入っていて熱々、焼干しラーメンは魚介系さっぱりスープ。テーブルに備えつけのブラックペッパーを軽くふるとさらに美味しい。
2階には青森県下の観光のパンフレットが揃っています。
食休みしながら行き当たりばったりの旅のプランを立てるのもいいかもしれません。
昨年一度来たので今回は寄りませんでしたが、徒歩10分程度の浅虫水族館に行くもよし、今の季節はカタクリの咲く湯の島へのツアーや朝、夕地元の方とのトレッキングが出来るようですが、今回は温泉でぼーっとするだけのつもりでブーティーを履いて来てしまいました。
早朝5時半浅虫駅前集合の早朝トレッキングには惹かれるものがありましたがお気に入りの靴を傷めるのもしのびなく、あきらめました。
ところでこの「ゆ〜さ浅虫」は展望風呂やお休み処、コインロッカー、24時間トイレも備えていて日帰りで行く時には良い基地になりそうです。
またレストランからは天気の良い日には美しい夕陽が拝めるとか。
そうこうするうちにチェックインタイムになったので小雨降る中、本日の宿へ。
ブログに掲載する許可を得てないのでリンクは貼りませんが駅前の足湯があるお宿です。足湯は日帰り入浴OKです。
チェックイン後、仲居さんに部屋へ案内していただきました。
荷物まで持っていただいて。ビジネスホテルに慣れた身には分不相応な気がして恐縮しました。
海側の部屋の窓からは夕陽が望めるはずですが、結局夜まで天候回復しませんでした。
美味しい昆布茶をいただいてからさっそく1階の大浴場へ。
親子連れが一組と私だけだったのでゆっくりできました。
お湯は熱過ぎず温過ぎず、長く入っていられます。
湯上がりには冷やした温泉水やゲルマニウム水を飲んで、無料で貸切出来る3階の露天風呂へ。
立ち上がると大変見晴らしが良いのですが向こうからも見えるかも。スリルを味わいながらも極楽気分です。
さらに1階の足湯にたっぷり20分つかっていると、ちょうど夕食の時間になりました。
パッケージツアーなどで旅館に泊まると個人客でも宴会場で夕食ということが多いのですが、一人なのに客室まで配膳してくださいました。
茹でたてのお蕎麦や鮑の釜飯、少しずつ盛られたわさび漬けやブリ大根も美味しくてついついお酒がすすみます。
お酒は田酒をいただきました。
宴会場だとなかなかくつろげませんが、客室だと本当にのんびり食事が楽しめます。酔ってしまっても大丈夫ですから(笑)
デザートも終わる頃、お布団が敷かれました。
座卓の上はすでに片づけられていますから「好きなときに寝て良し!」です。
早々にTVを消して寝てしまいました。
シーツの肌触りが柔らかく極楽気分でした。
朝は少し寝坊してのんびり支度をして2階の広間へ。
貝焼きや佃煮、長芋を梅肉で和えたものなど朝からご飯がすすみます。
あっという間におかわりして、それも完食してしまうと「おかわりいかがですか?」といいタイミングで声がかかります。
食べたい気持ちは山々ですが、さすがに朝から三杯はどうかと思い踏みとどまりました。
地元の「あかざら」という貝のお味噌汁も美味しくて珍しいから写真で紹介したかったのですが寝過ぎてぼーっと手ぶらで朝食に行ったため写真はありません。
悪しからずご了承ください。
その位ぼんやりしたおかげで地震酔いは大分良くなりました。
過度なサービスがなく、こじんまりした居心地の良い宿でした。
10時のチェックアウト後「麻蒸湯札」というもので日帰り温泉のハシゴをしようかと思っていたのですが、やや寒かったので「ゆ〜さ浅虫」の隣の「ゆ〜さ市場」で手づくりの柚餅子や野菜、りんごジュースを買い込んで路線バスで帰路につきました。
途中の「久栗坂」というバス停がなんとなく気になって先ほど調べてみましたら・・・夏向きのお話なので今回はここまで。
帰りは35分ほどで自宅の最寄のバス停を通過しましたが、次の旅の予約のため終点青森駅まで乗車しました。
およそ45分で到着。
市内からなら日帰りも可能ですが、次に訪れる時も泊まって夕陽をゆっくり見て早朝の散歩にも参加したいと思います。
次はちょっと遠出、ローカル線の旅です。