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日本中元気がありません。
赴任先の北東北の某県は宮城や福島、岩手に比べればダメージは小さかったのですが、それでも太平洋沿岸は結構な被害を受けました。
先月末、仕事帰りに屋台の並ぶ横丁に飲みに行くと大変ご機嫌な2人のおじさまと隣合わせになりました。
そのおじさまの一人が帰る時、大きな袋を持ち上げました。
見るともなしに目に入ったのはいくつものスリッパでした。
3~4足ぐらいでしたでしょうか。
聞けば津波で家の一階がやられて2階に上がるには底の厚いスリッパでもないと危ないと。
とても楽しそうに飲んでいてまさか被災されていたとは思いもしませんでした。
その2日後、マンションの様子を見に東京に戻りました。
地震から2週間、余震も多かったからでしょうか?
家具はほとんど無傷でしたが、不安定に積み上げていた書籍とCDラック、スピーカーのスタンドが倒れてフローリングが傷だらけに。
かなり落ち込みました。
ある程度片付けてから節電と放射能騒ぎで幾分暗くなった首都の夜景をベランダから見ました。
実はこのくらいでちょうどいいのではないかと思いました。
ふだんが明るすぎ、華やか過ぎ、その様は悪や負を寄せつけ、輝きが強い分影が濃く、浮ついたところもこの首都には多かったのは事実です。
赴任先に戻ってからなるべく駅前の商店街でいつもより少しだけ贅沢な買い物をしています。
寄付をするのもいいですが、誇り高い人々には過ぎた支援はかえって無礼。
地産地消を心がけ、商売によって得た利益で真なる復興をしてほしい。
また陸路を閉ざされ空路でしか帰省出来ませんがケチらずに往復しています。
その原資がどこからでてるかというと、
不動テトラとETFプラチナ先物、ETF野村原油の譲渡益です。
調べていただければ一目瞭然。
不動テトラは実は長いこと数万円の含み損、配当金なしで塩漬けにしていたものです。
多少心は痛みましたが得た利益は地方経済に貢献し、募金箱にも数パーセント還元しました。
残りは余震と放射能騒ぎが続くふるさとへの高額な航空運賃です。
この2、3日北東北にも春の気配が訪れています。
澄んだ青空に映える美しい山並み、根雪も溶けて数ヶ月ぶりに布団と洗濯物を屋外に干しました。
「立春大吉 」というのは禅寺で一年の無病息災を祈って貼る護符だと聞きましたが、3ヶ月以上雪に閉ざされたこの地方では本当に春が来ただけで大吉です。
被災地の方々の元にも春は届いているでしょうか?
肉親や財産、生活を失うことは本当に辛い。
それでも雪解けとともに心にも暖かさを取り戻してほしい。
私に出来ることは余震も放射能漏れも必要以上に恐れず、萎縮せず、いつも通りの生活を取り戻すこと。
そして地方転勤にもめげず、一日も早くローンを完済して銀行から搾取され続ける貧乏生活から抜け出すこと。
今月末でローン残高が¥18,131,691になりました。
¥33,000,000からよく頑張りました。
このところ毎月の返済で9万円ほど残高が減るようになりました。
大分銀行に搾取されなくなりました(笑)